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決闘者(デュエリスト)の必需品『決闘盤(デュエルディスク)』の一例報告。Technological Card Game全盛期、決闘者の必需品である決闘盤には様々なバリエーションが存在する。「なにはともあれ軽くて丈夫であれば」という時代はもう終わったのだ。決闘者達のニーズに合わせ、様々なタイプの決闘盤が開発されるのは世の必然だったに違いない(※図は簡略化したもの)

・フリスビータイプ



 "デュエルディスク"の名に忠実な形、即ち『円』を象ったタイプ。投げやすさと壊れにくさに優れ値段もお手頃なので普及率も高い。如何にOZONEが制御の負担を軽減するといっても、投げやすさはやはり重要なのだろう。欠点は一にも二にもカードセットの面倒くささ。セットゾーンが片っ端から別の方向を向いているので何かと面倒臭い。ミィが使ってるのはこのタイプ。

・ブレードタイプ



 横に長くセットゾーンが一列に並んでいる為カードをセットしやすい。欠点は投げにくさ。ちょっとした手斧を投げるようなものだが、コントロールを付けるのが思った以上に難しいので上級者向け。フリスビータイプに比べると投げる際に抵抗がかかるのでやや重いが一旦慣性を付けるとコンボに繋げやすい利点もある。デュエルガードを展開する時のギミックが格好良いので憧れを抱く決闘者も多いとか。テイルやEarthboundのメンバーが使ってるのはこのタイプ。

・トランスフォームタイプ



 フリスビータイプとブレードタイプの折衷案。通常時はブレードタイプだが手から放られた瞬間丸まってフリスビータイプになるアイディア商品。但し強度面には若干の不安を残す。値段も高め。ラウが使ってるのはこのタイプ。技術者がねじ込んだ妙な機能が付けられがち。

・デスサイズタイプ



 棒の先端にブレードが付くデザインが死神の鎌を連想させるのでこう呼ばれる。投盤の際は棒の部分を思い切り振って遠心力でブレードを飛ばす。威力は兎も角精度が劣悪なので本当に一部の人間しか使わないし使えない。存在自体が魅せ技に近い決闘盤。その中でも特に有名なのは、"命払いの札捲り"ことマザー・ファルスエッジが愛用する決闘盤『断札の鎌(ラ・モール)』。数多の決闘者達を血祭りならぬ札祭りにあげ、儀式は大層盛り上がったという。

・ヘルムタイプ

 頭に装着する。投盤の際は両手で挟んで縦に投げる。別名"デュエルスラッガー"。示威行為に向いている為、暴引族(ぼういんぞく)の類が好んで使う。ほんの一例を挙げると、暴引族『TURBO魔裏銃(ターボマリガン)』では構成員の1人1人が自分用に改造したデュエルヘルムを装着しこづきあわせることで仲間同士の絆を深めている。ある種の儀礼的な要素を持つ決闘盤とも言えるだろう。




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